コミュ障でも営業職が可能?コミュ障の持つ強みと営業マンを続けるための工夫

コミュ障でも営業職が可能?コミュ障の持つ強み営業マンを続けるための工夫

営業職は多くの人とコミュニケーションを取る必要がある職種です。

そのため、コミュ障の方だと営業職はこなせないと思われがちですが、実はそうとも限りません。

営業に活かせるコミュ障の方だけが持つ強みというものもあるのです。

本記事では「コミュ障の方が営業職で活かせる強みや、営業職を続けるために取るべき工夫」について解説します。

どうしても営業が辛い場合の解決策もお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

コミュ障だと営業に苦手意識を抱く機会が多くなる

首をかしげる営業マンの後ろ姿

そもそもコミュ障とは

「コミュ障」はコミュニケーション障害を略した言葉です。

きちんと医師から診断を受けたわけではなくても、人とのコミュニケーションが苦手だと感じている方はコミュ障を自称する場合があるでしょう。

人と関わるのが苦手な原因としては、

  • 口下手」な場合
  • 人見知り」の場合

の2つのパターンが考えられます。

口下手
話をするのが上手くない方は、セールストークがぱっと思い浮かばずに苦労するでしょう。
人見知り
人見知りの方は、新しい顧客と会うたびに強い緊張感に見舞われるかもしれません。

このように、コミュ障の方はその他の方よりも、営業に苦手意識を持つ機会が多いものなのです。

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営業に苦手意識がある方については「営業に向いてない人や苦手意識がある人の特徴は?克服する手段も解説」の記事で詳しく解説しています。

コミュ障が営業職で活かせる強み3つ

タブレットを持って説明をする営業マン

コミュ障の方にとって、営業は確かに辛い仕事かもしれません。

しかし、コミュ障だからこそ持つことのできる営業マンとしての強みもいくつかあります。

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1.人の気持ちに敏感になれる

コミュ障の方は、一般的な方よりも人の表情や感情の動きに敏感です。

その特性は、顧客の喜怒哀楽に対して誰よりも敏感になれるという強みにもなり得ます。

商談相手が自社の商品やサービスに興味を持っているのか

どのようなことを知りたいと思っているのか

を察することは、トップ営業マンになるための絶対条件です。

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2.聞き上手になれる

人と会話をしたり話を振ったりするのが苦手だというコミュ障の方は、自然と聞き上手になることができます。

話が好きな営業マンの中には、相手の話を聞かずにベラベラとしゃべり続け、最終的に迷惑がられてしまうタイプの方もいるのです。

営業の要となるヒアリングに専念することができる分、コミュ障の方はおしゃべり好きの方よりも有利に商談を進めることができます。

3.事前準備が苦ではない

コミュ障の方は一人でもくもくと作業をするのが得意なので、商談の本番よりもむしろその前の事前準備に力を入れる傾向があります。

顧客企業の情報を調べ、分析を行い、顧客の抱える課題やニーズについて仮説を立てるという事前準備を行うことで、スムーズに商談を進めることができるようになるのです。

一発本番で商談に挑む自信がない分、事前の準備をきちんとこなし、万全の状態で商談相手と向き合うことができる点は、コミュ障の方の強みだといえます。

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コミュ障でも営業を続けるための2つの工夫

データを見ながら会議

コミュ障の方は営業活動を行う中で様々な壁に出くわすことになるでしょう。

そのような事態に対処するために、事前に以下の2つの工夫をしておく必要があります。

1.自分用のトークスクリプトを用意しよう

コミュ障の方の中でも特に口下手な方は、臨機応変にトークをするのが苦手な場合が多いです。

そのため口下手な方は、顧客からどのような質問が飛び出しても対処できるように、あらゆる顧客のパターンに合わせてトークスクリプトを用意しておくと良いでしょう。

そうすれば、自分で言葉を考えなくても、その場に合う回答が瞬時に出てくるようになります。

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2.初対面の人と話す練習をたくさんしよう

人見知りではじめて会う人とはなかなか話ができないという方は、日常生活の中で初対面の人と話す練習をしましょう。

カフェの店員やコンビニの店員、近所のおしゃべり好きな主婦など、急に話しかけても不自然ではない相手を練習相手に選べば問題ありません。

最初は挨拶やお礼程度で良いので、とにかく慣れていない相手と話す練習を積みましょう。

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コミュ障で営業が辛過ぎるなら即刻転職を検討しよう

営業ネットワーク

コミュ障であるためにどうしても営業が上手く行かず悩んでいるという方は、無理に営業職を続ける必要はありません。

努力をしてでも営業職を続けていきたいなら話は別ですが、自分に合った職業に転職したいという考えがあるのなら、なるべく早く転職の決意をするべきです。

3年以上今の職場で働いてから転職をしようと考えている方は、いますぐ転職する決意をしてください。

なぜなら、未経験の分野に転職をする際は、今までの勤続年数よりも年齢を重視されるからです。

コミュ障だから営業を辞めたいと思っている場合は、若いうちにスクールに通うなり資格を取るなりして、一刻も早く営業職とはおさらばしてしまいましょう。

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コミュ障におすすめの職業2選

コミュ障の方が自分の特性を生かしてのびのびと仕事ができる職種を紹介します。

転職先を考える際の参考にしてみてください。

Webデザイナー

Webデザイナーは、常にユーザーの目線に立ってHPなどをデザインする必要があります。

そのため、誰よりも人の気持ちに敏感なコミュ障の方にはもってこいの職業なのです。

また、基本的にWebデザイナーは一人で作業をすることが多いため、集中力があり一人作業が得意なコミュ障の方ほど、効率よく仕事をこなすことができます。

プログラマー

プログラマーは自分一人でできることが多ければ多いほど評価される職業です。

オンラインスクールに通ったり、自分で参考書を買ったりして自分のペースで知識を増やすことができるので、マイペースな方ほどプログラミングに向いています。

コミュ障の方は友達と出かけたり、飲み行ったりする頻度が低いため、勉強や作業に費やせる時間が多くなるというメリットがあるのです。

コミュ障なら営業職にとらわれる必要はない

せっかく営業職に就いたのだから長く営業を続けたいと思っているコミュ障の方は多くいるでしょう。

しかし、営業職はどうしてもコミュニケーションが得意な方ほど上手くこなせる仕事です。

コミュ障の方でも努力次第で結果を出すことはできますが、もしも辛過ぎるのなら無理やり続けていく必要はありません。

別分野への転職は「年齢の若さ」こそが一番の武器になります。

未来の自分のためにも、営業職にとらわれない考え方を身に付けましょう。

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