テレアポのコツ10選！電話でアポ取りするテクニック！法人営業の極意

テレアポをしていても、なかなか思うような成果が上げられずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、NTTの代理店で全国1位の実績もある私（山本 敦久）が、テレアポのコツについてご紹介します。

これら全ての方にお役立ていただける、具体的なテレアポノウハウ・テクニックをお教えします。

テレアポのコツを知ることで、今までうまくいかなかった原因がわかるとともに、これまで以上の結果が出せるようになるはずです。

アポを取ることを目標にしない

テレアポのコツは、「アポを取ることを目標にしないこと」です。

アポを取ろう取ろうとコールして、断られて、あーダメだったと、精神的にショックを受ける。これが続くと、テレアポが嫌になります。

何か理由をみつけて、ついサボります。

どんなにテレアポがうまくなっても、最高のノウハウ・テクニックをマスターしても、テレアポは断られることの方が多いです。

なので、取ることを目標にすると、断られることで気持ちが萎えてきます。

私もそうでした。

続けて30件も断られると、受話器が重くなり、コールが出来なくなります。

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断られる数を目標にする

では、どうすれば気持ちが萎えることなくコール出来るのか？

それは「断られる数を目標」にすることです。

具体的に「今日は100件断られるぞ！」と決意してコールするのです。

100件も断られれば、1件～3件は自然とアポが取れてしまいます。

もし、アポ率1%だったとしても、99件断られればアポ1件取れるということです。

断られる度に、アポ獲得に近づいていることを実感出来ます。

断られる数を積み上げることで、それに比例してアポ件数も増えます。

アポを取るためには、拒否・拒絶されるという代償の支払いが必要なのです。

アポが取れていない最大の原因は、その代償を十分に支払っていないからです。

100件断られる事をクリアできたら、次は150件その次は200件、300件と少しずつハードルを上げていけば、アポ数も間違いなく増えます。

是非、断られる数を目標にしてコールして下さい。

拒否・拒絶されても、まったく動じていない自分に驚くと思います。

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1コール＝○○○円を算出する

続いてのテレアポのコツは、「1コール＝○○○円を算出する」ことです。

テレアポで大事なのは、モチベーションの維持です。

よしやるぞ！とコール開始しても、人間は弱いもの。冷たくあしらわれたり、罵声を浴びせられたりしたら、たちまちモチベーションはどん底まで下がってしまいます。

いかにモチベーションを維持するかがテレアポでは特に大事です。

そのモチベーションを維持する方法ですが、例えば、1コールするたびに、あなたのポケットにチャリンチャリンと100円が入ってくればどうでしょうか？

モチベーション高くどんどんコールできるのではないでしょうか？

多少冷たくあしらわれても、怒鳴られようとも負けずにコールできると思います。

実は、テレアポはコールする度に、チャリンチャリンとお金が入ってくる素晴らしい仕事なのです。

コールする度にお金が入ってくる理由

そのカラクリをご説明します。

例えばアポ率3%だったとします。

100件コールすれば、アポ3件。

営業決定率が30%だとしたら、3件に1件契約が決まります。

1件あたりの平均売上が30万円だとします。

そのうちの20%が、利益（もしくは歩合）だとします。

以上、全て逆算すれば、1コールあたりに生み出す利益（歩合）が算出できます。

上記の条件で算出すれば、

1コールする度に、あなたのポケットにチャリンどころかガサッと600円が入ってくることになります。

冷たくあしらわれても、怒鳴られても、それで600円貰えるのだから我慢出来ると思います。

20コールすれば、1万2千円が手に入るのです。

モチベーションが高まりませんか？

あなたの商材で、逆算して1コール＝○○○円をぜひ算出してみてください。

すると、テレアポが楽しくなります。

同僚が苦しみながらコールしているのに、あなたはルンルン気分でコールしています。

苦しみながらのコールと、楽しみながらのコールではアポ率も大きく変わります。

売上、収入も段違いに差が出ます。

テレアポ力があがれば営業が楽しくなる

私の経営する会社では、完全歩合給のフルコミッション営業マンを沢山使っています。

様々な業界で名を上げた、腕に自信のある営業の猛者が集まっています。

その営業の猛者たちが、声を揃えて言うことがあります。

営業を長年続け、実績を出した人が言うことなので説得力があります。

話を聞く見込み客を見つけるのがなにより大変なのです。

ということは、営業力を磨くより、テレアポ力を磨くほうが、売上アップ収入アップに直結します。

テレアポ力が乏しいと、少ないアポに頼ってしまい、どうしてもお願い営業になったり、しつこい営業になったりしてお客さんに足元を見られて、苦しい営業になります。

逆に、溢れるくらいアポがあれば、断られても次があるということで、余裕があります。

その余裕が、お客さんを引き寄せ、契約率も高くなります。

切羽詰った営業マン、行き先のない営業マンからお客さんは買いたくありません。

スケジュールが埋まっている、人気者の営業マンから買いたいのです。

テレアポ力があれば、人気者になれます。

営業がもっともっと楽しくなります。

テレアポのコツは習慣を変えること

これが理解できれば、テレアポできるようになります。

テレアポをやろうと思って、先延ばしすることがどれだけ人生にとってマイナスのインパクトがあるのかがわかります。

運命って信じたことありますか？

運命って聞くと、ある日突然、何かが起こって人生が変わるみたいなイメージがあると思います。

運命は、そういうものではなくて、運命は毎日の習慣なので、あなたの毎日の習慣を見れば、人生がわかるのです。

毎日家にかえったら、うつぶせになって、スマホでエロサイトばっかりみて、ポテトチップス食べながら、眠たくなったら寝る、そういうことを毎日したいたら、その人の運命はどうなると思いますか？バリバリのビジネスマンになって、大成功してみんなのリーダーになっている予感はしますか？

逆に、毎日家に帰って、ご飯食べたら、すぐ筋トレして、寝るまでに、ビジネスの勉強をして、10時ぐらいに寝て、朝6時に起きて、トレーニングして、残りの時間は、また自己啓発とかしてたら、その人の運命はどうなると思いますか？

そうなんです。毎日の習慣、これが運命を決めるんです。

今やっていることは、おそらく一年後もやっていて、30 年後もやっていることではないでしょうか。

あることを一定期間やったら、それを変えるのが難しくなる。これが習慣です。

ビジネスで一番大事な、見込み客を開拓することを怠る習慣は、どんな運命を作り出しそうですか？

テレアポをやらないのは、人生を左右するような一大事です。

なんで、テレアポは習慣付けするしかないです。

テレアポを習慣付けする

毎日決まった時間に、何時までテレアポすると決めて、すぐやることです。

行動を変える、習慣を変え、新しい習慣を作るのは、行動を変えるしかありません。

どうせ人間は習慣の奴隷です。習慣ロボットです。

だから、悪い習慣を一つでも少なくし、良い習慣を一つでも多くすることで、運命が変わります。

テレアポをしようと思ったら、先延ばしという悪い習慣をやめて、『毎日、○時にテレアポをする』とすぐ決めることです。

そのうちやろうと思うのは簡単です。

大事なのは、今すぐやることです。

そのうち、そのうち、で人生終わってしまいます。

「習慣＝運命」習慣を変える方法

と決意しても、実際、なかなか行動は出来ないと思います。

テレアポも、明日からガンガン掛けまくるぞ！と決意しても、明日が来れば、今日は気分が乗らないとかで、ついつい先延ばししてしまいます。

それを繰り返すと、テレアポをやろうとして、やらないことが習慣になります。

一度染み付いた習慣を変えるには、非常に難しいです。

習慣を変えるには、テレアポが出来るようになるには「成功不可避な状態を作り出す」ことです。

「決意しても、なぜ出来ないのか？」それは、成功回避可能な状態だからです。

成功せざるを得ない、行動せざるを得ない状態を自ら作り出すのです。

たとえば、ダイエットで○キロ痩せると決めたら、その時点で、今では入らないスリムな服を買ったりすることです。

もし、痩せられないと、その服が無駄になるので、何もしないより、痩せられる可能性は極めて高くなります。

それが、自分にとって痛ければ痛いほど、成功率は高まります。

テレアポでしたら、身近な人、同僚などに宣言するといいです。

と宣言するのです。

なんでそこまでしなければならないの？と思われたかもしれませんが、それをすれば、テレアポをやらざるを得ない状態に追い込まれます。

テレアポをしないという習慣をぶち壊すには、それぐらいやらないと変わりません。

行動が変われば習慣が変わります。

周りの目があるからと、いやいやテレアポをはじめたとしても、やれば結果がでます。アポが取れます。そして、契約も取れます。テンションが上がります。テレアポが楽しくなります。

そして、気づけばテレアポをすることが習慣になっています。

習慣を変えるのは、行動することのみです。

そして、行動せざるを得ない状態を作り出すのが「成功不可避な状態を自ら作り出す」です。

ビジネスで一番大事な、見込み客開拓を習慣化できれば、間違いなく売上げが上がりますし、収入も増えます。

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テレアポの時間をタイマーで管理する

テレアポをいつはじめて、いつ休憩して、いつ再開して、いつ終了するのか？

これにルールがないと、先延ばししてしまいます。休憩をだらだらとしたり、早く辞めたりします。

そこで、一番効果的な方法が、タイマーです。

このタイマーに沿って、行動するのです。

不自由ですが、自由になります。自由が不自由をもたらします。

人間は集中力が続くのは50分です。個人差があるので、何分でもいいですが、まず決めてください。

50分テレアポして、10分休憩する。これを3回繰り返せば午前中終了です。

ある意味、ロボットです。人間ではなくロボットのようにスケジューリングしたほうが結果は出ます。

誰かに管理されない分、タイマーに管理をしてもらいます。

集中力が鍛えられます。集中力筋肉がムキムキになります。

50分一つのことに集中するスキルを身に付ければ、テレアポだけでなく、どんな仕事でもクオリティが上がります。

タイマーはテレアポを先延ばしせずに、実践するための最高の方法です。

受付を突破するコツ

法人営業でのテレアポで受付を突破するコツは、正攻法で突破する方法と奇襲法で突破する方法があります。

正攻法は、「○○の件でお電話したのですが、担当の方をお願いします」と、なるべく端的に担当者へ繋いでもらうように話す方法です。

正攻法で受付突破できない場合は、奇襲法のアポトークを使います。

奇襲法は受付を勘違いさせて担当に繋いでもらうやり方です。

くわしくは「テレアポで受付突破するテクニック！営業電話のコツとスクリプト例文」の記事で解説していますので、気になる方はごらんください。

テレアポをする最適な声のトーン

テレアポの話し方のコツは、明るく元気過ぎるのも良くないし、暗くてもダメ出し、不快感を与えるような話し方でもダメです。

理想の話し方は、ニュースキャスターのように、淡々と滑舌良くトークスクリプトを話してください。

ただ単に棒読みでトークスクリプトを読み上げるのではなく、絶妙な感情をのせてトークすることが大切です。

何度も練習すれば必ずうまくなりますので、最適な話し方を身につけて、テレアポの成功率を高めてください。

テレアポの話し方のコツについては「テレアポの話し方のコツは？アポイントが取れるトークのテクニック！」で詳しく解説しています。

テレアポをする時間帯やタイミングのコツ

テレアポをする時間帯やタイミングは、商談相手の業種によって異なります。

個人事業主やサラリーマンへの営業電話であれば、仕事が終わる17時～19時頃が良いでしょう。

主婦であれば、平日の昼過ぎから夕方の時間帯が良いです。

法人営業のテレアポは、基本的に始業時間から30分後か、夕方の16時ぐらいの時間帯がベスト。

業種によってアポ率が高まる時間帯が変わりますので、相手の業種によって時間帯を変えるのがコツです。

なぜその時間帯が良いのかの理由や、くわしくは「テレアポの時間帯はいつが良い？個人・法人への営業電話で成功率が高い時間帯」の記事で解説しています。

テレアポをする時間帯のコツをもっと詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。

アポトークスクリプトつくるコツ

テレアポのトークスクリプトを作るコツは、「テレアポトークスクリプトの「6ゾーン・テンプレート」！電話営業でアポ取りする例文マニュアル」の記事で解説していますが、6ゾーンに分けてテレアポトークを作成することです。

トークスクリプトは作って完成ではなく、実際に使ってから断られる箇所を見直していき、完成度を高めていきます。

ルールに従って、各ゾーンの通過率が高くなるように修正を繰り返していきましょう。

クロージングのコツ

クロージングのコツは、アポ率の高いトークスクリプトを用意しておくことです。

質問に対して「はい」か「いいえ」で答えやすかったり、どちらが良いか？の2択を用意したりと、相手が答えやすい質問をするのがポイント。

返答に困るような質問をしないようにしてください。

また、クロージングを焦るあまり、無理矢理になったり強引になったりすると、相手の警戒心が強まりクロージング率が下がってしまいます。

テストを繰り返し、クロージング率の高いトークスクリプトを作成しましょう。

テレアポのクロージング率を高める方法とは？メリットと必要な心得

テレアポのコツまとめ

テレアポのコツをまとめてご紹介しました。

テレアポのコツ全体で共通しているのは、その時その時の気分によってやり方を変えるのではなく、ルールに従って淡々と行っていくことが結果へと繋がりやすいということです。

テレアポすることを習慣にして、ここでご紹介したコツを実践してみてください。

成果が出るようになればモチベーションも上がりますので、またさらに成果を伸ばすことができるはずですよ。