テレアポが辛いと感じる人に知ってほしい!辛さを改善する4つの秘策

テレアポが辛い!辛さを改善する4つの秘策

テレアポは営業の仕事をはじめたばかりの新人が、最初に任せられる業務の定番でもありますよね。

テレアポは顧客の顔が見えないため、対面での交渉や営業に比べて簡単な業務だといわれています。

しかし顧客の中には、互いに顔が見えないために暴言を吐いてきたり、平気でガチャ切りしたりする人も多くいるため、決して楽な業務だとはいえず、辛いと感じる人が多いです。

人によってはノルマのプレッシャーを強く感じるかもしれませんし、電話を1日何十本とかけるだけでも疲れるという人もいます。

そこでこの記事では、テレアポが辛いと感じる人のために、辛さを改善するための4つの秘策を紹介していきます。

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秘策①上手くいかなくて辛い時は自分の対応を録音してみる

電話の声を録音する

テレアポがなかなか上手くいかなくて辛いという人には、自分の対応を録音してみるのがおすすめです。

あとから記憶に頼って対応を振り返ろうとしても、どうしても感情が邪魔をして上手くいきません。

自分の対応を録音し、客観的に聞いてみることで、自分の対応の悪い点や良い点を冷静に見極めることができます。

自分では判断がつかないという場合は、信頼できる上司や先輩に聞いてもらうと良いでしょう。

上手くいった時といかなかった時の違いを知ることができれば、徐々に対応の質が上がり、成功に繋がっていきます。

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秘策②話すことが辛い時は顧客をタイプ別に分類してみる

顧客を分類分けする

そもそも顧客と話すことが辛いという人には、顧客をタイプ別に分類してみるのがおすすめです。

商品を売らなければという気持ちは一旦脇に置いておいて、自分が話している相手がどのような人間なのかを見極めることに集中してみましょう。

おのずと冷静になっていき、普段より商品の説明がしやすくなります。

分類といっても、難しく考える必要はありません。

以下のように、顧客のタイプを「思考の仕方」や「決断方法」によっておおまかに分類するだけでも効果があります。

思考の仕方で分類

「論理的思考タイプ」or「感情的思考タイプ」

決断方法で分類

「即決タイプ」or「熟考タイプ」

顧客を「思考タイプ」で分類する

思考の仕方で顧客を大きく2タイプに分類できます。

  • 論理的思考タイプ…自分にとってメリットがない限り契約はしないタイプ
  • 感情的思考タイプ…相手のことが信頼できれば快く契約してくれるタイプ

話している顧客のタイプが分かれば、アプローチ方法も工夫できるようになります。

以下の表にそれぞれのタイプの特徴と成約に繋げるコツをまとめました。

論理的思考タイプ 感情的思考タイプ
特徴
  • 真実や根拠を知りたがる
  • 議論したがる
  • 矛盾点を指摘してくる
  • 機械的な対応を嫌う
  • フリートークを好む
  • 人間関係を重視している
成約のコツ
  • メリットとデメリットをしっかりと説明する
  • ごまかさないで真実を話す
  • メリットに納得してもらえればアポが取れる
  • 時間をかけて関係を構築する
  • 商品を売り込むより、相手の気持ちに寄り添ってみる
  • 時にはフリートークで場を和ませる

顧客を「決断タイプ」で分類する

決断の仕方でも顧客のタイプを2つに分類できます。

  • 即決タイプ…無駄なことを考えず、すぐに決断できるタイプ
  • 熟考タイプ…不安な部分や疑問点を解決できるまで決断しないタイプ

論理的思考タイプであっても熟考型の人はいますし、感情的だからこそ決断が早い人もいます。

たとえ分類を間違えても誰かに指摘されるわけではありません。

楽しむ気持ちで分析してみましょう。

秘策③営業が難しくて辛い時は商品について勉強してみる

勉強する女性

営業自体が難しくて辛いと感じている人は、まずは自分が売っている商品の勉強をしてみましょう。

自分が商品を好きになる必要はありません。

どのような人がその商品を欲しているのか考えてみるのです。

信頼できる上司や制作と話す機会を作り、商品への理解度を深めることで、自分のセールストークに説得力が生まれます。

自分自身が必要性を疑ったままでは、警戒心の強い顧客に商品を売ることはまずできません。

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秘策④臨機応変な対応ができずに辛い時はシチュエーション別の対処法を知っておく

デスクから電話をかける女性

テレアポをしていると、臨機応変に対応ができず、固まってしまうようなシチュエーションに出会うことが多々あります。

シチュエーションの種類は様々ですが、以下のようなよくあるシチュエーションに関しては、ある程度対処法を覚えておくと良いでしょう。

時間がないと言われた

「時間がない」と言われるタイミングによって対応が変わります。

開口一番に時間がないといわれた場合は、

「お忙しいところ恐れ入ります。△△という商品を取り扱っている〇〇です。勧誘の件でお電話いたしました。ご興味はございませんか?」

と簡潔に用件のみを伝え、深追いはしないようにするとトラブルを避けられます。

ある程度商品について話した後に時間がないといわれた場合は、すみやかに次の電話の約束を取りつけましょう。

時間を無理やり伸ばして、成約に繋げようとするのは逆効果です。

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罵倒されたり、ガチャ切りされたりするのが辛い

アポインターのモヤモヤ

罵倒されたり、ガチャ切りされたりすることは、大抵は電話に出てすぐに生じるシチュエーションです。

この場合も簡潔に用件だけ説明し、深追いはしません。

慣れている営業マンならまだしも、テレアポが辛いと感じている人が無理に対応するような顧客ではないからです。

電話が切れた後も嫌な気持ちになるという人は、相手の怒りが自分に向いていると思い込んでいるのかもしれません。

顧客が嫌っているのは営業電話そのものであり、誰が電話をしても同じ対応をするに違いないため、自分を必要以上に責めて自己嫌悪に陥る必要は一切ないのです。

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人間扱いされないのが辛い

テレアポの電話をかけていると、人間として扱ってもらえていないと感じることがあります。

特に法人の受付などに電話をした場合に感じることが多く、機械的な対応に傷付く人も少なくないでしょう。

こちらも仕事だからと割り切って冷たく接する人もいますが、成約に繋げたい場合は逆効果です。

まずは自分が、相手も人間だという認識を持ちましょう。

そして相手も仕事で対応しているのだと理解すれば、お互い大変ですねというようなフリートークに持ち込めることがあります。

うまくフリートークがはまれば、相手の心を一気に開くことができ、成約率がぐんと上がります。

たとえ成約にいたらなくても、人間同士の会話ができるだけで疲れた心は癒されるものです。

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まとめ:テレアポの辛さは客観的な視点で改善可能

本記事で紹介した辛さを解消する4つの秘訣を実践することで、おのずと客観的な視点が身につくようになります。

テレアポの辛さは、自分の対応や顧客のタイプを客観的に見てみることで徐々に緩和していきます。

客観的な視点を持つにはコツがいりますが、上手くできるようになると成約率が上がり、社内で評価されるようになるため、自信が持てるようになっていくのです。

客観的な視点を持つには、第三者のアドバイスも欠かせません。

信頼できる上司や先輩に「フリートークでどのような話をしていますか?」と聞いてみたり、「怒鳴られたときはどう対処していますか?」と聞いてみるのも良いでしょう。

特に初心者のうちは自分一人で考えず、ベテランの意見を積極的に取り入れる努力が必要です。

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